11月も終わりに近づき季節も晩秋から初冬に変わろうとしています。
冬場の季節になると発生が多くなるのが、ノロウィルス食中毒です。
しろみの食事提供を扱う職員も一層気を引き締めなければならない季節です。
先日、保健所で行われたノロウィルス対策の講習を受けた職員による、調理従事者へのノロウィルス対策研修を行いました。
ノロウィルスは一般的に、二枚貝やカキなどに感染が多いと言われていますが近年は、人を介しての人への感染も多くなっていると言われています。
調理をする際は、手洗いを丁寧に行い、調理する食品を汚染させないようにしなければなりません。
また調理する食品の加熱温度は、中心温度が85~90℃で2分以上の加熱を基本とします。
そしてノロウィルスはアルコール消毒では死滅しないため、もしノロウィウルに感染した場合は、感染者が触れた場所、トイレやドアノブなどを、次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を含ませた布で拭き取り消毒をし、5~10分後に今度は水を含ませ軽くしぼった布で拭きあげるのが望ましいと言われています。
今後も、細菌性食中毒も含め、ノロウィルス食中毒が起こらないよう、しろみの職員一同、気を引き締めて食事提供を行っていきます。